最低賃金以下で働いている人が多いという事実
はいどうもジャックです!
オーストラリアに限らずかもしれないですが、最低賃金以下で働いている日本人ってめちゃくちゃ多いです。しかも日本食レストランとかで。今日はそんなお話。
ワーホリを狙った違法雇用の現実
給料の現状
最低賃金以下で働いてる人達も、もちろん低い給料で働きたくて働いてるわけじゃないでしょう。・英語話せないから仕方ない
・最低賃金以下でも日本と同じくらいだし
・生活できてるから問題ない
・オーナー良い人だから頑張れる
さまざまな言い訳意見を聞きますが、これからワーホリに来る人達のためにも辞めて下さい。もしくは訴えてください。実際パースはこの訴えが立て続けに起こったことにより、ほとんどの店舗が最低賃金を守るようになりました。
僕の勝手な予想ですが、パースのワーホリは欧州比率が高いので訴訟率も高いんじゃないと思います。
さて、ワーホリのバイトで一番多いのが日本食レストラン。日本語で働けるし、学生時代に経験したことある人も多いので人気の食場です。でも時給$10とかってお店がザラにあります。
英語話せないから仕方ないとか、全然全くもって1ミリも仕方なく無いです。最低賃金ですよ。日本だと700円台とかのあれですよ。雇うなら給料払う。給料払わないなら経営辞めるべきです。現地の日本人経営者から搾取を受けているワーホリがとても多いんですよね。残念なことに。
もしこれを読んでるあなたが「日本人だからそんなの言えないですよタイプ」であったとしても、せめて同僚が動こうとした時は、自分達にも迷惑かかるって台詞だけは言わないでもらいたい。いやこれほんまに。
最低賃金と違法雇用
ねぇ、オーストラリアの最低賃金っていくらか知ってる?♫ちゃらちゃちゃ〜
♫〜ちゃちゃちゃちゃーん
35ドル(・`ω・)
うそ、$22.86\(^o^)/
はい、2017年6月現在、フルタイムとパートの最低時給は$18.29です。コンビニでもファストフードでも当然最低$18.29です。そこに、カジュアルスタッフ(バイト)の場合はCasual Loadingというものが25%上乗せされます。よって実質最低時給は$22.86となります。実際僕は最低賃金底上げ前で約$22でした。
飲食店に多い時給$10って最低賃金の半分以下ですよ。東京が2017年の最低賃金958円らしいです。東京マジか。給料めっちゃええやん。で、これを元に同じ比率で考えたら時給419円です。
え‥!?いや、改めて計算して思ったけど、これはヤバくないか?ちょっと、マジで違法雇用辞めよう。
なぜ摘発されないのか
なぜ違法雇用が当然のように行われているのか、それは給与を現金手渡ししているから。ほとんどの場合は税金も払ってないので、国が管理できません。当然年金にも加入できていません。働いていないことになってるんですね。年金についてですが、オーストラリアでは企業が給料とは別に給与の9.5%の年金を納める義務があります。ちなみにこの年金、永久にオーストラリアから離れるとなった場合は労働者に返還されます。だいたい50%くらい。当然、違法雇用のお店で働いた場合これも受け取ることができません。
まとめ
・最低賃金は実質$22.86・違法雇用のお店では働かない
・できれば訴える
よく聞く台詞
「給料低いけどオーナーめっちゃ良い人なんだよねー」
それだけはない!
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